m365.cloud.microsoftでEdge拡張機能が無効になる問題を151.0.4129.59で修正

Microsoft Edge 150でm365.cloud.microsoftを開いた際、インストール済みの第三者拡張機能が一時的に無効になる問題が発生していました。

この問題は、2026年7月31日に公開されたMicrosoft Edge Stable 151.0.4129.59で修正済みです。該当する症状がある場合は、拡張機能を再インストールする前に、Edgeを151.0.4129.59以降へ更新して再起動してください。Microsoftが案内している回避策はなく、ブラウザーの更新が基本的な解決方法です。(Microsoft Learn)

目次

m365.cloud.microsoftの拡張機能問題は修正済み

Microsoftが公開した情報を整理すると、問題の内容は次のとおりです。

項目内容
発生していた現象第三者拡張機能が一時的に無効になる
影響するページm365.cloud.microsoft
対象バージョンMicrosoft Edge Stable 150
公式の回避策なし
修正バージョンMicrosoft Edge Stable 151.0.4129.59
修正バージョンの公開日2026年7月31日
現在の状態修正済み

Microsoft Edgeの既知の問題ページでは、Edge Stable 150で第三者拡張機能が一時的に無効になり、151.0.4129.59で修正されたことが明記されています。Stableチャネルのリリースノートにも、同じ修正内容が掲載されています。(Microsoft Learn)

Edge 150では何が起きていたのか

今回の問題は、Microsoft Edgeにインストールした拡張機能そのものが常に停止する問題ではありません。

影響が明示されているのは、Microsoft 365のWeb画面で使用されるm365.cloud.microsoft上です。そのため、同じ拡張機能が別のWebサイトでは動くのに、Microsoft 365の画面だけで動かないという状態が発生する可能性があります。

拡張機能によって表示は異なりますが、利用者からは次のような症状に見えることがあります。

  • Microsoft 365の画面上に拡張機能のボタンやメニューが表示されない
  • ツールバーの拡張機能アイコンを押しても、期待した操作ができない
  • Microsoft 365上で実行する入力補助や業務支援機能が反応しない
  • 自動化処理やページ内容の読み取りがMicrosoft 365上だけ失敗する
  • 拡張機能がサイトへアクセスできないように見える

Microsoftは、影響を受ける拡張機能の製品名、発生条件、技術的な原因までは公開していません。また、拡張機能がアンインストールされる、設定が消える、Microsoft 365全体が停止するといった説明もありません。

したがって、発生していない影響まで推測せず、まずは次の3点で今回の問題に該当するかを判断します。

  1. Edgeのバージョンが150である
  2. 問題がm365.cloud.microsoft上で発生する
  3. 同じ拡張機能がほかのWebサイトでは動作する

この条件がそろっている場合は、Edge 150の既知の問題である可能性が高くなります。

Microsoft Edgeを151.0.4129.59以降へ更新する方法

Edgeの現在のバージョンを確認する

Microsoft Edgeのアドレスバーに、次の文字列を入力してEnterキーを押します。

edge://settings/help

「Microsoft Edgeについて」の画面が開き、現在のバージョンが表示されます。

表示されているバージョン判断
150.x.x.x今回の問題に該当する可能性がある
151.0.4129.59修正が含まれるバージョン
151.0.4129.59より新しいバージョン原則として今回の修正を含む
組織によって管理されています管理者側の更新設定を確認する

バージョン番号は、最初の「151」だけでなく、可能であれば完全な番号まで確認してください。

Edgeの更新を実行する

通常は、次の手順で更新できます。

  1. Edge右上の「…」をクリックする
  2. 「ヘルプとフィードバック」を選択する
  3. 「Microsoft Edgeについて」を開く
  4. 更新プログラムの確認が終わるまで待つ
  5. 「再起動」ボタンが表示されたらクリックする

更新ファイルをダウンロードしただけでは、新しいバージョンへ完全に切り替わっていない場合があります。必ずEdgeを再起動し、再度edge://settings/helpを開いてバージョンを確認してください。

Microsoftのリリースノートでも、Edgeの更新後に再起動する手順が案内されています。(Microsoft Learn)

Microsoft 365を開き直して動作を確認する

Edgeの再起動後、m365.cloud.microsoftを開き直し、問題が発生していた拡張機能を実行します。

古いページが開いたままの場合は、通常の再読み込みを行います。

Ctrl + R

表示が更新されない場合は、キャッシュを無視した再読み込みも試せます。

Ctrl + Shift + R

ただし、最初からCookieやサイトデータを削除する必要はありません。Cookieを削除するとMicrosoft 365からサインアウトされ、複数アカウントを使っている環境では再設定の手間が増えることがあります。

Edge 151に更新できない場合の確認ポイント

Microsoft Edge Stableのメジャーアップデートは、複数日に分けて段階的に配信されることがあります。そのため、151が公開されていても、すべての端末へ同時に表示されるとは限りません。(Microsoft Learn)

更新が表示されない場合は、次の順番で確認します。

Edgeを完全に終了してから再確認する

Edgeのウィンドウを閉じても、バックグラウンドでプロセスが残っていることがあります。

一度パソコンを再起動し、その後にedge://settings/helpを開いて更新を確認してください。

インターネット接続とプロキシを確認する

社内ネットワークや自治体ネットワークでは、プロキシ、ファイアウォール、WebフィルタリングによってEdge Updateへの通信が制限されていることがあります。

ほかの端末も一斉に更新できない場合は、個別端末ではなくネットワークまたは管理設定を疑います。

組織の管理ポリシーを確認する

職場や学校の端末では、Edgeの更新時期やチャネルが管理者によって設定されている場合があります。

アドレスバーから次のページを開くと、適用されているポリシーを確認できます。

edge://policy

管理状態は、次のページでも確認できます。

edge://management

「このブラウザーは組織によって管理されています」と表示される場合、利用者が更新チャネルや対象バージョンを変更するのではなく、システム管理者へ連絡してください。

Microsoft Edgeには、更新方法、対象バージョン、StableとExtended Stableの選択などを管理するポリシーが用意されています。(Microsoft Learn)

Extended Stableを利用している組織は注意が必要

2026年7月31日時点の公式リリース情報では、通常のStableチャネルは151.0.4129.59、Extended Stableは150.0.4078.110となっていました。

今回の拡張機能問題について、修正済みと明記されているのはStableの151.0.4129.59です。Extended Stable 150.0.4078.110の説明は「さまざまなバグとパフォーマンスの問題を修正」とされており、この拡張機能問題が含まれるとは個別に明記されていません。(Microsoft Learn)

そのため、Extended Stableを利用している組織では、150.0.4078.110へ更新しただけで解決したと決めつけないほうが安全です。

管理者は次のように対応します。

  1. 影響を受ける端末のチャネルと完全なバージョン番号を確認する
  2. 問題がm365.cloud.microsoftで再現するか確認する
  3. Stable 151.0.4129.59以降の検証用端末で拡張機能をテストする
  4. 業務への影響が大きい場合は、Stableへの移行可否を検討する
  5. Extended Stableを継続する場合は、Microsoftの更新情報またはサポート窓口で修正の取り込み状況を確認する

Extended Stableは通常のStableより長い更新サイクルを採用する企業向けの選択肢です。更新チャネルを切り替えると、新機能や互換性への影響も受けるため、全端末を一括変更する前に少数端末で検証してください。(Microsoft Learn)

管理者が確認しておきたい項目

複数の利用者から問い合わせが来た場合は、単に「拡張機能が動かない」と記録するだけでは原因を切り分けにくくなります。

最低限、次の情報を収集してください。

確認項目記録する内容
Edgeバージョン例:150.0.4078.105
更新チャネルStableまたはExtended Stable
発生URLm365.cloud.microsoft配下の具体的なページ
拡張機能名製品名とバージョン
拡張機能IDedge://extensionsから確認
発生する操作ボタンが表示されない、処理が開始しないなど
再現範囲全ユーザー、一部ユーザー、特定端末のみ
管理状態Intune、グループポリシー、Edge管理サービスなど
更新後の結果151.0.4129.59以降で改善したか

今回の既知の問題と一致する場合は、拡張機能の再配布やプロファイルの初期化よりも、Edgeの更新を優先します。

Edge 151以降でも拡張機能が動かない場合

151.0.4129.59以降へ更新しても問題が続く場合は、Edge 150の既知の問題とは別の原因が残っている可能性があります。

Edgeが再起動されているか確認する

edge://settings/helpを開き、表示されるバージョンが実際に151.0.4129.59以降になっているか確認します。

更新通知が表示されていても、再起動前は古いプログラムが動作していることがあります。

拡張機能自体が有効か確認する

次のページを開きます。

edge://extensions

対象の拡張機能が「オン」になっているか確認してください。

組織が配布している拡張機能では、利用者がオン・オフを変更できない場合があります。その場合は管理ポリシーを確認します。

サイトへのアクセス権限を確認する

拡張機能の「詳細」を開き、「サイトへのアクセス」の設定を確認します。

m365.cloud.microsoftへのアクセスが許可されていなければ、Edgeを更新しても拡張機能はページ上で動作できません。

特に、次の設定では動作条件が変わります。

  • 拡張機能をクリックしたときのみ許可
  • 特定のサイトだけで許可
  • すべてのサイトで許可

業務上必要な範囲を超えて「すべてのサイトで許可」に変更するのではなく、製品の仕様と組織のセキュリティ方針に合わせて設定してください。

管理ポリシーによって制限されていないか確認する

edge://policyを開き、拡張機能のインストールや実行を制御するポリシーが適用されていないか確認します。

Edgeの更新と同じ時期に組織側のポリシーが変更された場合、ブラウザーの不具合が直っていても拡張機能がブロックされることがあります。

ほかのサイトで動作するか確認する

同じ拡張機能を別の対応サイトで実行します。

  • ほかのサイトでは動く:Microsoft 365側の権限や対応状況を確認
  • どのサイトでも動かない:拡張機能自体または管理ポリシーを確認
  • 特定ユーザーだけ動かない:Edgeプロファイルやユーザー設定を確認
  • すべての利用者で動かない:拡張機能の更新やサービス障害を確認

拡張機能の再インストールは最後に行う

拡張機能を削除すると、ローカル設定や未同期データが失われる製品があります。

再インストールする前に、次の確認を済ませてください。

  1. Edgeが151.0.4129.59以降である
  2. Edgeを再起動している
  3. 拡張機能が有効である
  4. サイトへのアクセスが許可されている
  5. 管理ポリシーでブロックされていない
  6. 拡張機能の提供元が最新バージョンを案内している

よくある疑問

すべての第三者拡張機能が影響を受けたのですか

Microsoftは「第三者拡張機能が一時的に無効になる」と説明していますが、影響を受けた拡張機能の一覧や、すべての拡張機能で必ず発生するかどうかは公開していません。

実際に利用している拡張機能ごとに動作を確認する必要があります。

Microsoft 365の障害だったのですか

公式情報では、Microsoft 365サービス全体の障害ではなく、Microsoft Edge 150の既知の問題として扱われています。

Microsoft 365の画面が開ける一方で、拡張機能だけが動かない場合は、今回の問題と一致する可能性があります。(Microsoft Learn)

Google Chromeにも同じ問題がありますか

今回の公式情報はMicrosoft Edge Stable 150を対象としています。Google ChromeやほかのChromium系ブラウザーにも同じ問題があるとは案内されていません。

ほかのブラウザーで発生した場合は、同一の問題と決めつけず、ブラウザーと拡張機能それぞれの更新情報を確認してください。

Edge 151なら必ず直りますか

今回Microsoftが追跡していた問題は、151.0.4129.59で修正済みです。

ただし、拡張機能のアクセス権限、組織の管理ポリシー、拡張機能側の不具合などが別に存在する場合は、Edgeを更新しただけでは解決しません。

まずEdgeのバージョン更新を優先する

m365.cloud.microsoftで第三者拡張機能が無効になる問題は、Microsoft Edge Stable 150の既知の問題であり、151.0.4129.59で修正されています。

問題が発生している場合は、次の順番で対応してください。

  1. edge://settings/helpでバージョンを確認する
  2. Edgeを151.0.4129.59以降へ更新する
  3. Edgeを再起動する
  4. m365.cloud.microsoftを開き直す
  5. 改善しない場合だけ、拡張機能の権限や管理ポリシーを確認する

最初から拡張機能を削除したり、Edgeプロファイルを初期化したりすると、原因の切り分けが難しくなります。まず修正済みバージョンへ更新し、それでも残る症状だけを個別に調査するのが効率的です。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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