会場の「空気」をその場で見える化。QRコードで始めるリアルタイムアンケート「ソノバでアンケ」

プレゼンや研修で、「ここまで理解してもらえただろうか」「参加者はどちらの意見が多いのだろう」と気になったことはありませんか。

その場で挙手を求めても、周囲の目が気になって手を挙げない人は少なくありません。かといって、アンケートフォームを別に作成し、URLを配り、参加者に入力してもらうのは準備も進行も大変です。

そんな場面で活用できるのが、QRコードを使ったリアルタイムアンケートサービス「ソノバでアンケ」です。

参加者は会場に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、1〜10の番号をタップするだけ。氏名やメールアドレスの入力、アカウント登録、専用アプリのインストールは必要ありません。回答はリアルタイムで集計され、プレゼンターが好きなタイミングで結果を会場に公開できます。

※ITtripは「ソノバでアンケ」の運営元です。本記事は2026年8月14日時点の公式公開画面、プライバシーポリシー、利用規約を確認して作成しています。

目次

「ソノバでアンケ」とは

「ソノバでアンケ」は、プレゼン、講演、研修、授業、セミナー、イベントなどで、参加者の反応をリアルタイムに集めるためのWebサービスです。

一般的なアンケートフォームのように、質問文や選択肢をすべて別画面へ作り直す必要はありません。

普段使用しているPowerPointやGoogleスライドなどに質問文と番号付きの選択肢を表示し、「ソノバでアンケ」では参加者が選んだ番号だけを受け付けます。これにより、資料を作成した後に同じ質問をアンケートシステムへ登録し直す手間を減らせます。

項目内容
参加方法QRコードの読み取り、または参加コードの入力
アカウント登録不要
アプリのインストール不要
回答方法1〜10の番号をタップ
氏名・メールアドレス入力不要
集計リアルタイム
複数の質問同じQRコードで続けられる
回答の修正受付中であれば変更可能
結果公開プレゼンターが公開タイミングを操作
セッションの有効期限作成から24時間

参加者はブラウザだけで回答でき、一度参加すれば、質問が変わるたびにQRコードを読み直す必要もありません。

ソノバでアンケのトップページ。セッション作成とリアルタイム集計のイメージ
アカウント登録なしで、すぐにセッションを作成できます。

「ソノバでアンケ」が会場アンケートに向いている理由

参加者が迷わず回答できる

会場アンケートで意外に時間がかかるのが、参加者への操作説明です。

一般的なアンケートツールでは、URLを開いた後にログインを求められたり、氏名やメールアドレスの入力が必要になったりする場合があります。入力項目が多いほど、回答を諦める人も増えます。

「ソノバでアンケ」では、参加者がQRコードを読み取り、画面上の番号をタップするだけです。氏名やメールアドレスを入力する必要がないため、初めて利用する人にも説明しやすい設計です。

スマートフォンの操作説明も、基本的には次の一言で済みます。

画面のQRコードを読み取り、質問の答えに対応する番号を押してください。

質問を別画面に作り直さなくてよい

アンケートサービスを利用するとき、負担になりやすいのが質問の事前登録です。

たとえば、プレゼン資料に次のような質問を用意したとします。

今日の説明はどの程度理解できましたか?
1:よく理解できた
2:おおむね理解できた
3:一部わからなかった
4:ほとんど理解できなかった

通常であれば、この質問と4つの選択肢をアンケートツール側にも登録しなければなりません。

「ソノバでアンケ」では、質問文と選択肢はスライドに表示したまま、参加者から「1」「2」「3」「4」の番号だけを受け付けられます。質問文の登録は任意なので、いつもの資料を生かしたまま参加型のプレゼンへ切り替えられます。

理解度を尋ねる質問と1〜4の選択肢を表示したスライド例
質問と番号付きの選択肢は、いつものプレゼン資料に表示します。

一度のQRコード読み取りで複数の質問に回答できる

質問が変わるたびに、新しいQRコードを表示して読み取ってもらう方式では、プレゼンの流れが止まってしまいます。

「ソノバでアンケ」では、一度セッションに参加すれば、その画面を開いたまま次の質問へ進めます。同じセッション内であれば、質問ごとにQRコードを読み直す必要はありません。

最初の質問で全員に参加してもらえば、その後はプレゼンターの操作に合わせてアンケートを続けられます。

講演の冒頭、途中、終了前というように、複数のタイミングで反応を確認したい場合にも適しています。

回答中の結果を隠せる

リアルタイムアンケートでは、先に表示された結果が後から回答する人へ影響を与えることがあります。

たとえば、回答途中に「1番が圧倒的に多い」と分かると、自分の考えではなく多数派に合わせてしまう人が出てくるかもしれません。

「ソノバでアンケ」では、回答受付中は分布を隠し、締め切った後にプレゼンターが結果を公開できます。周囲の回答に引っ張られにくい状態で意見を集められるのが特徴です。

押し間違えても回答を変更できる

スマートフォンで番号を選ぶとき、誤って隣の番号を押してしまうことがあります。

回答受付中であれば、参加者は別の番号を選び直せます。集計されるのは最後に選んだ回答です。

操作ミスを理由に、セッション全体をやり直す必要はありません。

「ソノバでアンケ」の使い方

基本的な流れは、セッションの作成、参加、回答、結果公開の順です。

セッションを作成する

「ソノバでアンケ」のトップページを開き、「セッションをつくる」を選択します。

アカウント登録やログインを行わずにセッションを作成でき、参加用のQRコードと会場表示画面を準備できます。

QRコード参加から回答の締め切り、結果公開までの4ステップ
一度参加すれば、同じQRコードのまま複数の質問を続けられます。

QRコードを会場に表示する

作成されたQRコードを、プロジェクターや大型ディスプレイへ表示します。

参加者はスマートフォンのカメラでQRコードを読み取り、回答画面へ移動します。QRコードを読み取れない場合に備え、参加コードも一緒に表示しておくとスムーズです。

参加者全員が接続するまでは、QRコードを大きく表示しておきましょう。

スライドに質問と番号付きの選択肢を表示する

質問文と選択肢は、普段使用しているプレゼン資料に表示できます。

たとえば、次のように選択肢の先頭へ番号を付けます。

このサービスを職場で使ってみたいですか?

1:ぜひ使ってみたい
2:機会があれば使いたい
3:まだ分からない
4:使う予定はない

参加者には、「自分の答えに対応する番号をスマートフォンで押してください」と案内します。

回答を受け付けて締め切る

参加者が番号をタップすると、回答がリアルタイムで集計されます。

回答状況を確認し、必要な人数が回答したところで受付を締め切ります。押し間違えた参加者は、締め切り前であれば回答を変更できます。

結果を会場に公開する

回答を締め切った後、集計結果を会場スクリーンへ公開します。

結果を見ながら、

  • 最も多かった意見について解説する
  • 少数派の意見にも触れる
  • 参加者同士で理由を話し合う
  • 次の説明内容を調整する

といった進行ができます。

回答数と回答率、各番号の人数をリアルタイム表示する集計結果のイメージ
回答を締め切った後、会場全体で結果を共有できます。

同じQRコードのまま次の質問へ進む

次の質問を開始しても、参加者は最初に開いた回答画面をそのまま使用できます。

QRコードで参加した後に次の質問を待つスマートフォン画面
最初に一度参加すれば、画面を開いたまま待てます。
スマートフォンで1〜5の番号を選んで回答する画面
質問が始まると、番号をタップして回答できます。

質問のたびにスマートフォンのカメラを起動したり、QRコードを読み直したりする必要はありません。

プレゼン・講演での活用例

プレゼンの途中にアンケートを入れると、参加者の理解度や興味に合わせて説明内容を調整できます。

冒頭で参加者の状況を確認する

今回のテーマについて、どの程度知っていますか?

1:すでに業務で利用している
2:概要は知っている
3:名前だけ聞いたことがある
4:今回初めて知った

初心者が多ければ基礎説明を増やし、経験者が多ければ具体例や応用方法へ時間を使えます。

説明途中で理解度を確認する

ここまでの内容を理解できましたか?

1:十分理解できた
2:だいたい理解できた
3:少し分からない部分がある
4:もう一度説明してほしい

「3」や「4」が多ければ、次へ進む前に補足説明を加えられます。

最後に行動意向を確認する

今日の内容を受けて、次に何をしたいですか?

1:すぐ試してみたい
2:詳しい資料を読みたい
3:職場で相談したい
4:現時点では予定がない

終了後のフォローアップを考える材料として活用できます。

研修・ワークショップでの活用例

研修では、講師が一方的に説明するだけでなく、参加者自身に考えてもらうことが重要です。

「ソノバでアンケ」を使えば、研修前後の変化もその場で確認できます。

タイミング質問例
研修開始前このテーマにどの程度自信がありますか?
説明途中このケースでは、どの対応が適切だと思いますか?
グループ討議前最も重視すべき課題はどれですか?
研修終了時明日から実践できそうですか?

同じ質問を研修の開始前と終了後に実施すれば、参加者の理解や意識がどのように変化したかを比較できます。

また、匿名で回答できるため、「分からない」「自信がない」といった回答も挙手より選びやすくなります。

研修会場で参加者がスマートフォンからリアルタイムアンケートに回答するイメージ
研修の途中で理解度を確かめ、その場で説明内容を調整できます。

授業・セミナーでの活用例

授業中に「分かった人は手を挙げてください」と聞いても、実際には理解できていない生徒が周囲に合わせて手を挙げることがあります。

匿名で全員から回答を集めれば、教員はクラス全体の理解度を把握しやすくなります。

選択式クイズ

水が氷になる温度は何度でしょうか?

1:0℃
2:10℃
3:50℃
4:100℃

意見が分かれるテーマ

この登場人物の行動について、最も近い考えを選んでください。

1:正しいと思う
2:間違っていると思う
3:どちらとも言えない
4:判断する情報が足りない

回答後に理由を話し合えば、単なる正解確認ではなく、考えを深める授業につなげられます。

イベント・交流会での活用例

イベントや交流会では、参加型クイズや人気投票を取り入れることで、会場の一体感を高められます。

たとえば、次のような使い方が考えられます。

  • 次に聞きたいテーマを参加者に選んでもらう
  • 登壇者への質問テーマを投票で決める
  • 商品や企画の第一印象を尋ねる
  • 地域イベントで人気企画を確認する
  • アイスブレイクとして参加者の傾向を共有する
  • クイズ大会の回答を会場全体から集める

単に結果を表示するだけでなく、「なぜその選択肢を選んだのか」を近くの人と話してもらうと、交流のきっかけにもなります。

回答しやすい質問を作るコツ

選択肢の番号を大きく表示する

参加者が回答画面とスライドを見比べたとき、番号をすぐ確認できるようにします。

1:賛成
2:どちらかといえば賛成
3:どちらともいえない
4:どちらかといえば反対
5:反対

番号は選択肢の先頭に置き、文字サイズを大きくしてください。

選択肢を増やしすぎない

「ソノバでアンケ」では1〜10の番号を使用できますが、毎回10個の選択肢を用意する必要はありません。

簡単な理解度確認や意見収集であれば、3〜5個程度に絞ったほうが、参加者は迷わず回答できます。

一つの質問では一つのことだけを聞く

次のように、複数の内容を一度に尋ねる質問は避けましょう。

説明は分かりやすく、資料も見やすかったですか?

「説明の分かりやすさ」と「資料の見やすさ」は、別々に質問したほうが正確な反応を集められます。

回答時間を明確に伝える

「15秒間、回答を受け付けます」のように時間を伝えると、参加者が回答しやすくなります。

回答人数を確認しながら、必要に応じて数秒延長してください。

結果を公開する前に回答を締め切る

ほかの参加者の回答に影響されないようにするなら、受付中は集計分布を見せず、回答を締め切ってから公開する進め方が適しています。

「ソノバでアンケ」では、プレゼンターが結果を公開するタイミングを管理できます。

個人情報を入力せずに参加できる

「ソノバでアンケ」は、回答時に氏名、メールアドレス、電話番号の入力を求めません。

サービスの提供には、回答番号、回答時刻、セッションの進行情報、匿名参加を継続するためのランダムな識別情報などが使用されます。したがって、「一切の情報を取得しない」という意味ではありませんが、参加者が名前や連絡先を入力せずに回答できる設計です。

また、公開トップページには広告が表示される場合がありますが、管理画面、参加画面、会場表示画面には広告を表示せず、AdSenseの広告コードも読み込まない方針が示されています。アンケート進行中に広告表示で参加者の操作を妨げにくい点も、会場利用では重要です。

利用前に知っておきたい注意点

正式な投票には利用できない

「ソノバでアンケ」は、その場の意見や傾向を把握するためのサービスです。

本人確認、厳密な重複投票の防止、法的な証跡が求められる用途には対応していません。

選挙、株主総会の議決、契約上の意思確認、組織の正式な採決などには使用せず、別の適切な仕組みを利用してください。

セッションは一時利用を前提としている

セッションは作成から24時間で期限切れになります。終了または期限切れから少なくとも24時間を経過したセッションと回答データは、サービスへのアクセス時に順次実行される自動削除処理の対象となります。恒久的なデータ保存を目的としたサービスではありません。

長期的な調査結果として保存したい場合は、セッション終了後に必要な集計結果を別途記録しておきましょう。

管理用の情報を参加者へ共有しない

プレゼンター用の管理URLや管理情報を知っている人は、セッションの進行、回答のリセット、終了、集計出力などを操作できる場合があります。

管理画面をスクリーンへ表示するときは、管理URLなどが映り込まないように注意し、参加者へ管理情報を共有しないでください。

会場の通信環境を確認する

参加者はそれぞれのスマートフォンからWeb画面へアクセスします。

大人数が集まる会場では、携帯電話回線や会場Wi-Fiの混雑が起こる可能性があります。イベント当日と同じ会場で、事前にQRコードの読み取りと回答操作を確認しておくと安心です。

「ソノバでアンケ」はこんな人におすすめ

「ソノバでアンケ」は、特に次のような人に向いています。

  • いつものプレゼン資料をそのまま使いたい
  • アンケートの質問を別システムへ登録する手間を減らしたい
  • 参加者にアカウントを作成させたくない
  • アプリのインストールを求めたくない
  • 挙手では集まりにくい率直な反応を確認したい
  • 複数の質問をテンポよく続けたい
  • 回答結果を好きなタイミングで会場に見せたい
  • 講演や研修を一方向の説明で終わらせたくない

高度なアンケート設計や長期保存を目的とするのではなく、「今、この会場にいる人の反応をすぐ知りたい」という場面で使いやすいサービスです。

次の質問から、会場の全員を参加者に

プレゼンや研修を参加型にするために、大掛かりなシステムや複雑な事前設定が必ずしも必要なわけではありません。

質問と番号付きの選択肢をスライドに用意し、QRコードを会場に表示するだけでも、これまで見えなかった参加者の反応を集められます。

理解できている人はどれくらいいるのか。どの意見が多いのか。次に何を詳しく説明すべきなのか。

「ソノバでアンケ」を使えば、挙手だけでは分からなかった会場の空気を、リアルタイムの回答として確認できます。

次回のプレゼン、研修、授業、イベントで、まずは一つの質問から試してみてはいかがでしょうか。

公式情報

サービスの仕様やデータの取り扱いは、利用時点の公式ページもあわせてご確認ください。

ソノバでアンケを無料で開始する案内
次のプレゼンで、一つの質問から試してみましょう。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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