Windows 11の起動時に毎回「ドライブCをスキャンして修復しています」などと表示される場合は、重要データを先にバックアップし、ファイルシステムの状態と起動時の検査予定を確認します。24H2へ更新した直後でも、それだけで更新プログラムの不具合やストレージ故障と断定はできません。検査表示を隠す操作より、繰り返す原因を調べましょう。

先にバックアップし、検査を途中で切らない
通常どおり起動できるなら、重要ファイルを別の媒体へコピーし、開けることを確認します。異音、ファイルの読み取りエラー、頻繁なフリーズがある場合は、修復コマンドを繰り返す前にデータ保護を優先してください。検査の途中で電源を切ると状況が悪化することがあります。
表示文言、毎回発生するか、前回のシャットダウンが正常だったか、直前に変更した機器や更新を記録します。ドライブ文字がC以外なら、以降のコマンドも対象を取り違えないようにしてください。
ダーティ状態と検査予定を読み取る
管理者のコマンドプロンプトで次を実行します。ここでは状態を確認するだけで、修復の予約や検査の除外は行いません。
fsutil dirty query C:
chkntfs C:
ダーティビットは、未完了の書き込み、正常でない終了、破損の疑いなどで設定されることがあります。ダーティではないのに検査が予定されている場合もあるため、両方の出力を残します。状態が異なるのに同じ対処を続けないことが大切です。
NTFSではオンライン検査から始める
CドライブがNTFSで、バックアップを確保できている場合は、次のオンライン検査で結果を確認します。検査中は大きなファイル操作を避け、最後のメッセージを保存します。
chkdsk C: /scan
結果がオフライン修復を要求した場合は、作業時間と電源を確保し、公式手順に従って修復を計画します。chkdsk C: /fは使用中のシステムドライブでは次回再起動時の実行を求めることがあります。内容を読んでから予約し、作業中のデータを保存してください。/rを追加すれば常に良いわけではなく、検査時間やディスクへの負荷も増えます。
検査結果と再発を確認する
再起動後はイベントビューアーのWindowsログを確認します。起動時の検査結果はアプリケーションログのWininitなど、ディスク関連エラーはシステムログのDiskやNtfsなどを手掛かりに、該当時刻の内容を読みます。イベントIDだけで故障と断定せず、メッセージとメーカーの診断結果を合わせます。
検査後も毎回ダーティになる、読み取りエラーが続く場合は、ストレージの健康状態、接続、ドライバーやファームウェアをメーカーの手順で調べます。パーティションを削除したり、別OSのツールで書き換えたりする方法を最初の解決策にしないでください。
スキャンを隠す操作は修復ではない
ドライブCの検査は、表示が消えただけでは修復完了と判断しません。chkntfs /xによる起動時検査の除外は、ファイルシステムの問題を直す処理ではありません。検査の結果、ダーティ状態、通常再起動での再発の有無が揃って改善を判断できます。
Windows 11の特定更新との関連を調べる場合は、OSビルドとKB番号を控えて公式の既知の問題を照合します。24H2という名前だけを根拠に高速スタートアップ停止やパーティション変更へ進むことは避けましょう。


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