2026年10月20日追記:読み込み/保存形式、Apple Silicon、OpenOfficeの更新状況に関する誤りを訂正しました。以下の比較画像と実例は旧記事の記録で、現行版を今回実機比較した結果ではありません。元の画像・観察は残し、現在の仕様と区別しています。
MicrosoftのOfficeは高額です。しかしながら世の中うまくしたもので、Microsoft Officeと互換性があり無料で利用可能なOfficeが世の中にはあるのです。その代表格がOpenOfficeとLibreOfficeの2製品です。さて2製品あると迷うものです。そこで、2製品を比較検討してみました。
2製品のインストール方法
OpenOfficeとLibreOfficeのインストール方法は下記の記事を参考にしてください
無料のオフィス”Open Office” のインストール方法 | 高額なMS Officeからの脱却
【LibreOfficeのインストール手順】30秒で手順を簡単解説!!
インストーラーの比較
下表と画像は旧バージョンの比較記録で、現在の容量・配布形式ではありません。容量の大きさだけで機能や互換性は判断できません。現行版はOS・アーキテクチャ・言語に合う公式配布を選びます。
| OpenOffice | LibreOffice | |
| 容量 | 約131MB | 約268MB |
| 形式 | exe形式 | msi形式 |

表計算(Excel)の拡張子
OpenOfficeは.xlsxを読み込めますが、.xlsx形式では保存できません。「保存形式にないから開けない」という旧記事の説明は誤りでした。読み込みと書き出しは別です。LibreOffice Calcは.xlsxの読み書きに対応しているため、Excel形式で編集して返す用途では候補になります。ただし、関数・マクロ・グラフ・印刷レイアウトまで完全互換ではなく、元ファイルのコピーで確認してください。参照:OpenOffice公式の読み書き仕様。
OpenOfficeの保存形式一覧(旧バージョンの画像)

旧環境で.xlsxの読み込みに失敗した記録
以下は旧記事で使用したファイルの読み込みエラー画像です。これだけで.xlsx全体が非対応とは判断できません。ファイルの破損や実際の形式などを切り分ける必要があり、この例の原因は確定していません。

当時の記録では次のエラーが出ています。拡張子の変更や元ファイルの上書きで対処せず、コピーと別の正常なファイルで比較します。

マイクロソフトOffice2013の対応拡張子
ちなみに下図はマイクロソフトOffice2013の対応している拡張子です。まあ流石に種類が多いですね。

表計算(Excel)のメニューアイコン
表計算アプリのアイコンを比較してみました。比較して分かったんですが、この2製品は作りが似ています。アイコンの配置がほぼ一緒なんですよね。
自分なりの結論としては、LibreOfficeの方がアイコンがでかくて使いやすかったです。存在感があるというか心地がいいというか。機能は使い方によってだとは思いますが、特段2製品ともに問題はないかと思いました。

ワープロ(Word)表の表示
Wordの表が正常に表示されるか検証してみました。総務省に置いてあるWord文章を各アプリで開いた結果が下図です。特段表示が崩れるようなことはなく、若干サイズが異なっていますが、許容範囲だと思います。原本がMicrosoft のWordで作成されている影響か、表示がMicrosoft のWordが最もキレイですね。

ワープロ(Word)の印刷
Microsoft Wordで作成された申請書を各アプリで開いて印刷してみました。これも原本がWordで作成されているのからか、Microsoft Wordで印刷されたものが最もキレイです。Libre Office とOpenOfficeは表示が似ています。やはり作りが似ている!一つ難癖をつけるとしたら、Open Officeで印刷したものは申請者欄の「ふりがな」が被ってしまっていて手直しが必要なところです。画像をクリックすると拡大されるので見てみてください

PowerPointとの互換性はいかに
PowerPointとの互換性を簡単に検証してみました。適当にPowerPointで作成したファイルをLibre Office とOpenOfficeで開きました。

<検証結果>
・PowerPointで画像を丸く加工してますが、LibreOffice とOpenOffice両方で無効化されています。
・グラフの表示はLibreOfficeでは問題がなかったですが、OpenOfficeだと表示されていません
・見た目はOpenOfficeよりLibreOfficeの方がPowerPointに近いです。(画像をクリックすると拡大されます)
<結論>
この旧環境・サンプルではLibreOfficeの表示が近かったという結果です。現在の全ファイルで優れることを保証するものではありません。
Apple Siliconデバイスでの利用
Apple SiliconでOpenOfficeを一律に「利用不可」とする説明を訂正します。公式の4.1.x要件は、ARM MacでRosetta 2による動作を案内しています。ネイティブ対応とは異なるため、利用するmacOSと必要機能の条件を確認してください。
OpenOffice:Intel版をRosetta 2で動作させる方式。公式システム要件を確認。
LibreOffice:公式ダウンロードでmacOS(Apple Silicon)版を選択。対応OSも確認。
アップデートの頻度
ソフトは常にアップデートをして脆弱性の対応をしたり、OSやプロセッサの変化にも追従する必要があります。そこで2製品がどの程度アップデートされているのか確認してみました。
下図は旧記事の履歴画像で、現在の更新状況を示しません。「2014年以降アップデートしていない」は誤りです。ApacheはOpenOffice 4.1.17を2026年10月14日に公開しています。導入時は両製品の公式リリース情報とセキュリティ修正を確認します。

Microsoft Officeと両立して利用する実践ガイド

教育現場でLibreOfficeを本気で検討した結果

まとめ
Excel形式で編集して返すことが多いなら、.xlsxを書き出せるLibreOfficeを先に試すという選び方ができます。ただし、Microsoft Officeのマクロや厳密な様式が必要な業務は、代替できるか実ファイルのコピーで確認してください。開く・編集する・保存する・元のアプリで再度開く・印刷する、まで確かめてから切り替えます。
LibreOfficeを実際に導入することを想定して妥協すべき内容を下記の記事で紹介していますので宜しければご参照ください。主にMicrosoft Officeと比較しています。
LibreOfficeを利用する上で妥協しなければならない点を徹底解説
有料のofficeで最安のWPS OfficeとMicrosoft Officeの検討もしてみました。興味のある方は下記の記事をご参照ください。


コメント
コメント一覧 (10件)
> …保存時に拡張子を選択できますが、OpenOfficeの方が….xlsxの拡張子がありません。すなわち.xlsxのファイルは開けないわけです
とありますが、「保存できない」のでしょうか?「開けない」のでしょうか?両方なのでしょうか?
いずれにしても論外だなとは思いますが…。
分かりにくい記載で申し訳ありません。
保存は確実にできません。また開くことも私の環境ではできませんでした。
フィルタの選択という謎の画面になって何を選択してもエラーになります。詳しくは記事を更新しましたのでご参考に
やはりLibreOfficeなのかと思っています。
OpenOfficeで.xlsx形式のファイルが開けい
開け「な」い
ですかね。
ご指摘ありがとうございます。
誤字脱字ばかりのサイトで恐縮です。(-。-)y-゜゜゜
zの自動計算がない
どちらがいいかという点でいえば、こちらのページにまとめられている内容も含めてLibreOffice一択なんですよね・・・。
・LibreOfficeはOpenOfficeで開発にあたっていたメンバが「派生」させて作った。出来がいいです。
→オープンで作りたいのに企業の意思が反映されることにメンバの不満が積もった結果。
・OpenOfficeは開発が2010年に止まっている。当時の出来はLibreと同じくらい良かった気がします。
→本家のOfficeで拡張子の追加等があったとしても、xlsxのように対応されない。
・ApacheOpenOfficeがOpenOfficeの直系として開発されているが、正直出来は微妙。
→wikiの記事を信じるなら、2019年第2四半期のダウンロードは約5万。
そこような背景があるんですね。貴重なコメントありがとうございました。